menehune 京都、寺社巡り。

ブログ運営者のmenehuneが訪れ撮影した、京都の寺社を5つのエリアで掲載。

退蔵院(たいぞういん)手ぬぐい画像あり


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妙心寺退蔵院

妙心寺退蔵院

妙心寺退蔵院

妙心寺退蔵院

妙心寺退蔵院

 

妙心寺退蔵院の手ぬぐい画像

退蔵院(たいぞういん)は、越前(現在の福井県)の豪族、波多野重道が、妙心寺三世の無因禅師を開祖として、応永2年(1395年)に創建した妙心寺の塔頭である。建物はその後再建され、現在の方丈(重要文化財)は慶長年間(1596~1615年)の建築である。

方丈西の庭園(国の史跡及び名勝)は、室町時代の有名な画家・加納元信の作庭と伝えられている。200平方メートルほどの広さであるが、石組本位の枯山水庭園で、一見無造作に石や橋が配置されているように見えるが、全体として見事に絵画的な調和を保っている名園である。

寺宝のうち瓢鮎図(ひょうねんず)一幅(国宝)は、瓢箪でなまずを押さえるという禅の公案(試験問題)を絵に表したもので、足利義持の命により如拙が心血を注いで描いた最高傑作としてよく知られている。如拙は相国寺の禅僧であったが、宋元画を学び、日本の水墨画を開拓した先駆者で、雪舟もわが師と呼んで手本としたといわれている。

ほかに、花園天皇、後奈良天皇の震輪(重要文化財)などを蔵する。